みなさんは身の回りの物で長年にわたり使用している物はあるでしょうか?
ふと気になって部屋を見回して確認したのですが、私の回りには長年使っている物が殆ど見当たりませんでした。
なぜ、長年使っていないのか?を考えると物の寿命が一つの要因に上がります。
目まぐるしい技術進歩の中、長持ちする物は沢山あります。されど日々使う物はアップデートされて新商品として発売されます。今持っている物をそのまま使い続けることは可能ですが、過去の物はサポートが終了して使い物にならなくなる時があります。
私の場合、物の寿命によって随時それを新調していたからです。
代表的なものはスマートフォンです。4~5年くらいでOSのサポートが終了することに要因があります。サポートが終了しても引き続き使えますが、サポートで受けられたOSアップデートが出来ないことです。
OSアップデートは止まりますが、アプリの更新は続きます。そのアプリの中に、常に最新化が必要なアプリがあると厄介です。なぜなら、そのアプリが止まった時点のOSを対象外にしたときにアプリのアップデートが出来ず、アプリが利用できなくなるからです。
このようなことがあり、私は一昨年、仕事で使っているアプリが非対応になり仕方なく新調しました。ちなみに、前のスマートフォンは5年ほど使っていました。
長持ちする電子機器でも、内臓バッテリーなどは持ちが悪くなり新調することが多いと思いますが、バッテリー交換を依頼するよりも新調する方が安く済む場合があります。
例えば音楽プレーヤーやスマートウォッチなどが挙げられます。私も去年、この理由で新調する羽目になりました。
バッテリーの話はさておき、OSのサポート終了やアプリの非対応になる期間については個人的には不満に思いますが、企業の戦略や技術進歩を考えると仕方ないと思います。
企業の戦略としては、適度なサイクルで新商品に買い換えてもらいたいはずなので、それに合うサポート期間を設けています。先ほどのOSアップデートについても買い替えを促す丁度よいきっかけとなっています。
それに、OSアップデートは、企業側でアップデートして問題ないか事前に検証する必要があります。検証を行うにも人と物とお金などコストが発生します。そのコストを抑えるためにも、本体の買い替えやOSアップデートにより、利用者が減る古いOSは対象外としたいわけです。
技術進歩については言葉の通り、今日では次々と新しい技術が生まれています。
OSもアプリもアップデートにより新たな技術が組み込まれていきます。その中には端末のスペックが不足することもあるでしょう。そうなると流石にスマートフォンの中身を交換することは出来ないので物理的な限界です。アップデートして使いづらくなるなら、買い換えることになると思います。それでも使い続けること出来ますが根競べの域ですね。
今回は私物に絞ってみましたが、時折お店やネットのシステムなどが長年同じか、最近変わったかを確認してみると面白いと思います。長年同じだから信頼して利用できることや、最新技術や流行りを取り入れることで成長していることに気づくことが出来るでしょう。
あさ