姉「荷物があるから駅まで迎えに来て」
当時、高校生だった私は姉から夜に突然電話が来て、しぶしぶ駅まで自転車で迎えに行った。
もう寝る準備もしていたので、かなりラフな格好で駅近くの路地で1人待っていた。
すると中国系の女性の方がカタコトな日本語で話しかけてきた。
「オニーサン 、ノミイカナイ?」
おいおいこちとら高校生だぞと思いつつ、正直に「姉を待っているので」と断った。
(今思えば年齢を言えばよかったなと思うが)
そこから10分は待っただろうか。まだ姉は来なかった。
するとまた先ほどの女性が来て
「コナインジャナイノ?ノミイコウヨ」
姉という意味が伝わらなかったのかな?と思い、言い方を変えて「お姉ちゃんを待ってるんです。」と再度伝えたところ
「ドコノネーチャン?」
と返ってきて、私は何を言っているのか当時は理解できず、「本当の姉ちゃんです。」と返したところ、
「アア、ホントノネーチャン?イッテヨー」
と言われ立ち去っていった。
その後姉が来て、無事に帰宅をした。
高校生の私がキャバクラか何かの同伴の待ち合わせとかに思われていたのかと思うと、
なんとも言えない気持ちになる。
そんな私の老け顔エピソードでした。
とも