私は今、コーヒーにハマっています。
今までは、コーヒーというと喫茶店でアイスコーヒーを頼んだり、
たまに眠気覚ましとして缶コーヒーを買う程度で、正直味なんてあまり気にしておらず、微糖を適当に選んでました。
そんな中、最近知人からコーヒーミルやドリッパーを頂きました。
正直コーヒーなんて…という気持ちがある中、せっかく頂いたのでまぁ使ってみるかと軽い気持ちで、
めんどくさいなぁと思いつつ、やれやれどんなもんだいと、
ミルを使って豆を挽いてドリップしてコーヒーを入れてみました。
「………うまっ!?」
目が覚める思いでした。
初めて自分で入れたコーヒーはコクがあり、深みを感じました。
今まで飲んでいた大衆の喫茶店のコーヒーは何だったんだ…と言いたくなるようなそんな味でした。
そこから私はコーヒーの世界にのめり込んだのです。
全く知識のなかった私は、早速コーヒー豆を取り扱う専門店へとりあえず豆を見ようと、
軽い気持ちで行ってしまいました。
店に着いたらおよそ20種類は超えるラインナップ。
「うーん…わからん!」
私の行った「青海珈琲」では、下記の様に味がパラメータで表現されていました。
(ブルーマウンテン№1の例)
酸味 ★★☆☆☆
苦味 ★★☆☆☆
甘味 ★★★☆☆
コク ★★☆☆☆
香り ★★★☆☆
如何せん私の馬鹿舌。
まだ足を踏み入れたばかりの私には何が好みなのか、正直分かりません。
なので大人しく端から少しづつ購入し、今自分の好みを模索中です。
高級なコーヒー豆の種類で「コピルアク」というものがあります。
このコーヒーはインドネシアに生息するジャコウネコが食べたコーヒーの実が未消化で排泄されたものから取り出し、精製されたものです。
極端に言ってしまうと糞の中から。と抵抗の有る人もいるかも知れませんが、
野生のジャコウネコはコーヒー豆を主食としており、1匹から作れるコーヒー豆はわずか1日およそ3グラム。
コーヒー1杯に必要な豆は好みにもよりますが10~30グラムと言われています。
また、コピルアクは排泄後、2時間以内に加工精製をしなければなりません。
ゆえにその特殊なコーヒーとしての希少性が高くなっているようです。
喫茶店で出会えたとしても普通に1杯4000円の値がします。
私も勇気をだしてそのコピルアクを買って飲んでみましたが、
通常の豆に比べて油分が多く、味が濃く出る為、思っているよりも深みが強く出てしまったような気がします。
まだまだ豆の種類によってコーヒーを上手く淹れるための知識が足りてないと痛感しました。ひとつの失敗を経験として、キチンとリベンジしたいものです。
趣味として発展途上ですが、早く自分の好みを正しく把握し、入れ方に拘ったりと今よりもより美味しく、私にとっての「至高の一杯」を求めてこれからも勉強してコーヒー道を極めたいと思います。
とも