内省を経て自分に課すべき事

以前、私は「内省の目的」というタイトルでコラムを書きました。
今回は、その時の内省を経て、今後の自分に課すべき事を挙げていきます。

私自身が内省すべき最たる部分として、時折自分勝手となってしまう部分があります。
具体的には、自分に誤りがあったり自己否定される恐れを感じたりした時に、自分にとって都合の良いように逃げ道を作りながら話してしまうことを指します。
そのため、第一に誤った発言をしないように注意して、一つ一つの発言に自分で責任を持つことが重要だと思いました。

また、私が誤った説明をしてしまったとき相手がしてくれた指摘に「いいえ、部分的には合っているはずです」と食い下がり、会話をややこしくしてしまうということがあります。
そのため、会話のテンポを崩さないように、会話の上で誤ったプライドは捨てるべきだと思いました。そして、誤りを指摘してくださることは有り難いことなので、それらを素直に受け止めて、感謝の心構えを忘れないようにいたします。

他には、自分の発言に誤りがあったりした際に「たまたま意図が伝わらなかった」や「相手の受け取り方や聞き方理解が悪かった」などと相手のせいにして、その場をやり過ごしてしまうところがあります。
そのため、誤った説明をしてしまった場合には素直に自分のミスを認めて、なぜ誤ってしまったのかをちゃんと振り返り、同じ失敗を繰り返さないように心掛けるべきだと思いました。

普段の報告については、何も問題がない場合でも自分の保身を優先して回りくどく説明してしまう問題があります。前述の「都合の良いように逃げ道を作りながら話してしまう」ことも相まって、相手にとって煩わしいコミュニケーションとなっています。
そのため、報告を聞いてくださっている相手の時間を無駄にしてしまわないように、迅速で正確な無駄のない報告が行えるようになるべきだと思いました。

技術的な説明についても、相手のサポートを受けながらようやく意図を伝えられることがあります。報連相における伝達ミスや指示を聞き取れないということは、その後のタスクに自分以外にも甚大な影響を及ぼしてしまう恐れがあるので、細心の注意を払って行うようにいたします。
その際、相手から頂いたアドバイスやサポートを必ず咀嚼して自分のものにして、後日同じようなアドバイスやサポートを受けないようにいたします。

私にとっての内省の目的とは、自分勝手で煩わしいコミュニケーションを行い、失敗を他人に押し付けてしまうような人間から脱却するためでした。
そのために、以上の事柄をしっかりと心に刻んで自分を律していきたいと思います。

こう

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