ヒヤリハット

それは、重大な事故にはならなかったものの、一歩間違えれば事故になった事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりすること。

人間なにかと定型業務でも慣れすぎて飛ばしてしまったり、焦ったり追い詰められたりするとミスしやすくなるものです。起きたことは大々的に知ることになりますが、見えないところではヒヤリハットが何件も起きているはずです。
調べると色々な事例が紹介されていますが、やはり代表的なものになってしまうので、職場内で社員同士の情報共有が大切かと思います。

IT業界も普段の業務で起こることはありますが、製品のリリースが近づくとさらに起きる可能性が高くなる気がします。それはお客様や利用するユーザーが直接触れる「本番環境」にあります。
代表的な例で次のような事象をよく聞きます。(事故になったこともあります)
 ● テスト環境で操作しているつもりが本番環境で操作していた。
 ● テスト環境の通信先はテスト環境とするはずが間違って本番環境にしてしまった。
 ● 1件のデータを削除するつもりが全てを削除しかけた。
本番環境で事故を起こすと、お客様の業務や多くのユーザーに影響を及ぼし多大な損害を与えることになります。
そのようなことを起こさないために、綿密なコミュニケーション、入念なチェック、ヒヤリハットの情報共有が鍵となります。私も事故を起こさないよう心掛けようと思います。

私事で些細ではありますが、最近ハッとしたのはボディソープの詰め替えで泡用ボトルに「泡用」を注いだつもりで「液体用」を注いだ瞬間です。ボトルは辛うじて使えますが、次回は間違えないようしたいです。ただ、購入する際に入念に確認したはずなのに、どこで取り間違えたのでしょうか?ヒヤリハットの原因追及も必要ですね。

あさ

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