システムの寿命

システムを作り上げたら永遠に使えるわけではありません。
消耗品と同じで使い続けるとどうしても限界や無理が来る時があります。
ユーザー数やアクセス数の増加でデータリソース不足になることや、新機能・新サービスの追加で改修が必要なるときが来るでしょう。
さらには最新技術で作り直せば、メンテナンスが容易になり維持費用も抑えることも可能になります。
他にも作り直す背景にはセキュリティの問題や年問題(2000年問題がありましたね)、当時のコンピュータが限界を迎えるために作り直すことがあります。同じシステムを使い続けるにも10年先、100年先を見通すために、今一度立ち止まって見直すことも大切だと感じます。

私もこのような仕事に関わることがあります。
どうせ、作り直すだけだろうと思うかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
当時の設計では問題なかった機能も現在では不都合が生じることや、システムに障害をもたらすこともあります。
さらに設計書に存在しない隠し機能や、無理やり辻褄合わせの処理が入っていたりと、当時の設計書やプログラムを読み解いて設計意図を汲み取る作業をしていると驚かされることがあります。(当時の設計・実装者に不満が爆発です!)

他にもセキュリティに対して関係者は常にアンテナを張り対策を練り続けています。作り直したことでハッカー(正しくはクラッカーです!)がシステムの弱点を狙おうと攻撃してくるからです。故に日々勉強です。(古いシステムならと思いますが逆に対策がされておらず被害を受ける危険があります)

大規模なシステムになるとニュースで作り直す(リプレース)する話を聞きます。
その後に聞く話は、問題なく新システムに移行できた良いニュースと、障害を起こした悪いニュースのどちらかになります。
良いニュースはどのような計画をたてて実施したのか、悪いニュースは障害が起きた原因はなにかを調べ「いつか自分か関わるシステムでも起きるのではないか」と他山の石として心に刻みます。

あさ

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