私は「切磋琢磨」という四字熟語に思い入れがあります。
中学時代の運動会、各クラスが好きな四字熟語をモチーフに大きな応援看板を制作して掲げました。
私のクラスが選んだ四字熟語は「切磋琢磨」でした。
応援看板のイラストには『他のクラスを模した戦士を倒して、勝鬨を上げる我がクラスの騎士』を描きました。
そして我がクラスが総合優勝を果たし、私の中学時代の思い出のひとつとなっています。
それをきっかけにして「切磋琢磨」という言葉に特別な意味を感じるようになりました。
その後、高校時代に水泳部に入っていた私は、日々部員同士のコンマ1秒を競う毎日を送っていました。
水泳部では、オフシーズンには基礎体力作りの為の地道ながら苦しいトレーニングを行っておりましたが、それを乗り越えることが出来たのは、ひとえに苦楽を共にする仲間との切磋琢磨のお陰です。
時は過ぎて現在。
社内活動として、毎月1~2回ほどレクリエーションとしてバドミントンや卓球、ダーツ等々を行っています。
ほぼ未経験からのスタートでしたが、基本から学び、真剣に練習に取り組み、皆で楽しくゲームを行っています。
私はひとりでも練習が出来るダーツが気に入っています。
共に競い合う相手がいれば、それはモチベーションに繋がるものだと思っております。
仕事もちろん、プライベートの趣味やゲームなどの場合も同様ではないでしょうか。
辛抱強く継続していれば、やがて努力は結果となって、自信や次の挑戦に繋がります。
共に腕を磨いて競い合う相手が居ることに感謝しながら、次回のレクリエーションに備えて今日もダーツバーにこっそり向かうことにします。
最後に、「競う」というイメージは持たされておりませんが、『学習』も継続が大切です。
この「切磋琢磨」の相手は自分です。誰よりも手強いかも知れません。
基礎学習、先端学習、数理、語学、マネージメント、少なくともITの分野で開発を生業とさせていただいておりますので、この学習の継続こそ大切なのは言うまでもありません。
こーた