スポーツ用品等を海外の通販サイトで購入する事があるのですが、届いた小包の段ボールがまるで何度か使いまわしたようにくたびれていることが度々あります。角がつぶれていたりもします。
ガムテープを張りなおした様子はないので、本当に段ボールを使いまわしているわけではありません。

一時期は、海外では日本ほど品質の高い段ボールはあまり使われないのだろうかと考えていました。あるいは、ダメージ加工のジーンズみたいな最初から古びたデザインの段ボールが使われているのかとも。

実際は思って居た事とは逆でした。海外で使用される段ボールは日本国内に出回っている物より頑丈に作られているのだそうです。
海外において搬送の仕方は、丁寧さよりも効率に重きを置かれている為に多少手荒な扱いをされることがままあります。その為へこんだり潰れたりすること前提とした段ボールが使われることになります。

こういう事を考えると、日本の運送会社は段ボールを汚さず傷付けず、国内どこにでも１～2日届けてくれるのはとても良い仕事をしてくれているのだと思われます。
「品質」と「スピード」を両立する仕事の向き合い方について、業種は違っても、見習えるところは取り入れていきたいです。

シン